2021.04.20
ペットと暮らすための内装リフォームのポイント
かつては、犬を飼う場合には庭で「外飼い」するケースが主流でしたが
近年は、室内で家族と同様に暮らすことも増えていますね。
ペットとの同居では、生活スタイルをあらかじめ確認して
使いやすい内装を計画することが大切になります。
そのポイントを見ていきましょう。
ペットを室内で飼うときに、ふまえておきたいのは
「家にキズ・汚れが付きやすくなる」ということです。
その許容度は、お施主様によってそれぞれですが
基本的には、キズ・汚れが付きにくい内装資材を使っていれば
内装の傷み具合は、ある程度抑えることができます。
キズ・汚れのほかに気を付けておきたいことには、次のような点があります。
まずひとつ目には「硬すぎる床材」です。
硬い床は、ペットにとって強い衝撃を受けるものとなります。
日常的に負荷を受け続けるのは良いことではありませんから
クッション性のある柔らかい床材がオススメとなります。
次に、表面がつるつるしたものだと、今度は滑りやすくなってしまいますので
足触りの良いものを選んであげるのもポイントといえるでしょう。
最近では、こうしたペット対応の内装資材も豊富な品ぞろえがあります。
それには、ニオイを吸着しやすい素材や
汚れをふき取りやすいものもあり、非常に機能的です。
「株式会社インテリアSASAKI」では
オフィス・店舗・一般住宅と、幅広く内装仕上げ工事を行っております。
また、DIY資材の販売もオンラインショップにて販売しており
一般の方から、プロの方まで幅広くご利用いただいております。
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2021.03.19
壁材の選び方~コストの差による使い分けを~
壁材(および天井材)は、使用する面積が大きいだけに
選ぶ材料によって、コストには「差」が生じます。
ビニールクロスを選ぶ人が多いのは、低コストが理由というケースも少なくありません。
しかし、ビニールクロスには、色や柄のパターンが幅広くあり
豊富ななかから選べるのがメリットのひとつ。
最近では、汚れ落としが容易であったり
珪藻土を染み込ませたりといった機能性を付加したものも出ています。
機能性資材は、一般的なものよりも機能的であるにもかかわらず
価格が大きく変わらない点も特徴です。
雰囲気的にビニールクロスでは物足りないときには
和紙や布のクロスを貼り付けるのもひとつです。
肌触りや見た目の柔らかい質感は、特別感を演出したり
店舗などでは、オリジナルの空間を作るときに効果的といえます。
しかし、この場合は材料費が高くなる傾向で
ビニールクロスの数倍以上の予算を見ておく必要があります。
壁材には、珪藻土やしっくいを用いた「塗り壁」もあります。
こちらは左官工事をともない、材料費とともに施工費も予算に踏まえなければなりませんので
ビニールクロスよりもコストは高くなります。
既存の壁への重ね塗りとしても
ビニールクロスの数倍以上のコストを見込んでいた方が良いでしょう。
しかし、塗り壁ならではの独特の深みと味わいや
調湿、消臭といった機能性は、ほかに例がありません。
埼玉県越谷市にある「株式会社インテリアSASAKI」では
オフィス・店舗・一般住宅と、幅広く内装仕上げ工事を行っております。
また、オンラインショップにて、DIY資材の販売も行っております。
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2021.02.19
老後に備える「バリアフリーリフォーム」のキホン
老後をふまえたリフォーム計画で基本となるのは
「いかに自分で動きやすい環境にするか」という点です。
足腰は次第に衰えていきますので、玄関や床のちょっとした段差につまづいたり
立ち上がったり、階段を上ったりする運動にも「手すり」などの介助が助けとなったり
自分自身で動作するための環境づくりにおいては、次のような点がポイントとなります。
【1,滑りにくい床材へ変更する】
床材は滑りにくい仕上げ材を選択したいものです。
ノンスリップのように、極端に滑りにくい仕上げ材ですと
かえって「つまづき」の原因にもなります。
歩きやすく抵抗感も適度なものを選ぶのがいいでしょう。
【2,壁と床の違いを識別できるように、色のコントラストを作る】
目が衰えてくると、色の識別がむずかしくなることがあります。
壁と床などはコントラストを出して分かりやすくし
段差のあるところも色を変え、明確にわかるようにしておくのがオススメです。
【3,手すりはいつでも取付られるように「下地」の施工だけでも】
廊下や階段に手すりを適宜設けるのは、バリアフリー工事の基本的な内容となります。
「まだ手すりは必要ない」という場合もあることでしょう。
しかし、いつでも取り付けられるように、下地の補強だけでもしておきましょう。
浴室、トイレにも手すりは必要です。
手すりの高さは、使う人の身長や体型によって異なりますので
ケースバイケースで使いやすい高さを見てあげましょう。
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2021.01.20
ビニルクロスのお手入れ方法と張替えのタイミング
私たちは、一日の大部分の時間を居室や寝室、又は仕事場で過ごします。
そうした部屋の内装には、多くの場合クロスと塗装が施されていることでしょう。
現在、クロスと称されている内装仕上げ材のほとんどはビニルクロスに分類されますが
色やデザインなど多様なパターンがあり、消臭、抗菌、防カビ、防汚などの
特化した機能を持つビニルクロスも各メーカーで数多く生産されています。
施工が比較的かんたんで、量産性に優れて低価格なため
壁面や天井面の仕上げの主役として、いまや広く普及している建材です。
表面仕上げの程度にもよりますが、空調機の吹き出し口や換気グリルまわりのビニルクロスは
ホコリや油などの汚れがつきやすいものです。
水を固く絞ったぞうきんでふき取ると、ほとんどの汚れは取れます。
また、落ちにくいものには、中性洗剤を使って落としますが
洗剤は完全に拭き取り、空拭きも必要とします。黄ばみや変色の原因になるからです。
使用していくうちに、だんだんと使用感を帯びてくるのは自然なことで
はじめは見えなかった継目が目立ってくるようにもなります。
そうなるといっそう汚れが溜まりやすく、目立ちやすくなりますので
念入りなお手入れよりも、張替の目安ととることが一般的とされています。
埼玉県越谷市の株式会社インテリアSASAKIはオフィス・店舗~一般住宅までの幅広く内装仕上げ工事を行っております。
防音や床暖房対応、一部の工場など幅広く対応しております。
また、DIY資材の販売もオンラインショップにて販売しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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2020.12.18
インテリアの「ニオイ対策」消臭系機能建材の種類について
内装仕上げ工事は、材料によっていろいろな機能がありますので
快適な室内環境を作るには、使いかたと選び方をしっかりと検討しておきたいものです。
もっとも多い要望に、ニオイとキズへの対策があります。
近年、犬や猫などのペットも、室内で一緒に暮らす傾向が増えており
壁や天井など、内装の各所に消臭機能を持つ建材を使うことで
ニオイを大幅におさえることもできます。
ここでは、消臭機能に特化した主成分をとりあげて、その特徴を見ていくことにします。
すこし難しい成分の名前ですが、聞いたことがあるものもあるかもしれません。
消臭機能の多くが「多孔質」であったり、「光触媒」の作用なのですが
とくに光触媒は、光によって化学反応を起こす作用で
防汚性、耐候性、抗菌性に優れ、カーコーティングや塗装などあらゆるところで登場し近年、注目を集める作用です。
【ゼオライト系】
多孔質な天然鉱物ゼオライトによって、ニオイを吸着します。
酸化チタンと合わせて用いれば、光触媒作用によって有害物質やニオイを分解します。
【アパタイト+二酸化チタン】
多孔質なアパタイトによって、吸着したニオイを光触媒二酸化チタンで分解します。
【アナターゼ型二酸化チタン】
二酸化チタンの光触媒効果で紫外線によってニオイを分解します。
【備長炭】
多孔質であることによって吸着するのと、化学反応による吸着の相乗効果で
消臭効果を発揮します。
【珪藻土系】
多孔質な珪藻土によって、ニオイのもとを吸着します。
埼玉県越谷市の株式会社インテリアSASAKIはオフィス・店舗から一般住宅までの幅広く内装仕上げ工事を行っております。
防音や床暖房対応、一部の工場など幅広く対応しております。
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